このページではグリップについてご説明します。

ドラムを叩くときにどのようにスティックを握ればよいか。

写真のようにスティックを握ってしまっていませんか?

 

◆スティックを強く握ることで、筋肉は硬直し、動きの自由が奪われます

 

◆強く握られたスティックは、手によって「固定」され、動きの自由が奪われます。

 

◆強く固められた物質は、振動を伝えることが出来なくなり、揺れを伝える自由が奪われます。

 

もちろん、それによる音色効果は得られます!!

しかし、常にこの状態では演奏は長く続けられません。

 

私の経験談ですが、スティックの握り方、どこで持つか、どのように持つか、どんなスティックを使うか etc...

『上手くなろう』と思ったときに、非常に考え、悩んだ記憶があります。

 

なぜ悩んだか!!

 

それは、動画を見ても、本を読んでも、人それぞれの持ち方をしていたからです。

どれが正しいのか、どれが自分にあっているのか分かりませんでした。

 

 

現在、私は『フリーグリップ』で演奏しています。

 

フリーグリップはK's Musicで学んだグリップですが、場面場面によりグリップの握り方は"変わる"というものです。

※場面場面というのは、ジャンルによったり、曲によったりという事ではなく、演奏中の瞬間瞬間の事です。 


なるほど!!いろんな人の、『スティックを持ってる写真』を見て、そのグリップのまま演奏しようとしたところで"上手くいかない"はずですね!!

楽器を叩く瞬間や、タムなど移動をしている瞬間にグリップの形は変わってしまう、むしろ変えなければ叩けないんですね。

 

そのグリップの形の数は「マッチド」「フレンチ」「ジャーマン」「レギュラー」のように、

4つだけでまとめられるものではありません。 

ワークショップでは毎回解説している重要事項なのですが、

回転動作の際にグリップを一つの形(最初の画像のような)状態では上手く叩く事ができません。

タッチコントロールによっても、叩く場所によっても、グリップは常に変化し続けなければならないのです。

 

内回転、外回転の二つだけでも、それにあったグリップをしなければ、

ドラム演奏では有効に使えなくなってしまいます。

回転を習得しても、活かす事ができなければ非常にもったいないので、

是非グリップを習得していただければと思います。

 

手の形も人により様々です。

「手が小さい」「指が短い」「指の長さが違う」等々

身体同様に、指も脱力して演奏できているかチェックしてみてください。

指も脱力していなければ、フリーグリップはできません。

スティックを握っていると回転のエネルギーの「反作用」でスティックは飛んでいきます。

感覚は非常に難しいですが、「指の力を抜くこと」は誰にでもできることなので、

早く、正しく 感覚を見につけたい方は個人レッスンをお勧めします。

シングルストロークで外回転、内回転でグリップを変化させています。

指の力が入っているとスティックは飛んでいきますね。

脱力している指がクッションとなり、「反作用」のエネルギーを逃がしています。

仙台ドラムレッスンブログ

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